同時教習
同時教習とは?
合宿免許において「同時教習」という言葉は、一度の合宿において複数車種の免許の講習を受けることをさします。「パック教習」や「セット教習」もほぼ同じ意味の言葉です。
同時教習で取得する免許には、普通車+普通二輪車が代表的ですが、大型一種+大型特殊+けん引、大型二種+けん引といった特殊車どうしの同時教習も多くあります。どのような車種で行われているかは、下の「教習所一覧」をご覧ください。
同時教習のメリット
同時教習のメリットは、1車種ずつ合宿免許を受けるのに比べると効率的に受講できることです。特にどの点が効率的かを、2点ご紹介します。
一つは時間面です。合宿免許の最短日数は、各車種の単独教習の最短日数を足した数より少なくなる場合が多いです。一例としては、普通車MT+普通二輪MT同時教習の日数とそれぞれの単体教習の最短日数を合わせた数では、前者の方が短くなります。さらに、合宿が一回で済むということは、教習所と自宅を往復する時間を省略できることにもなります。
もう一つは価格面です。同時教習の料金はセット価格になっているため、各車種教習の単価の合計よりも安くなっています。一例としては、図2の通り、普通二輪車単体の料金がパック料金として下がっています。
時間面や価格面での合宿免許の効率性が、同時教習によく表れるといえます。複数車種の免許を早く・安く取得するなら、合宿免許の同時教習プランがオススメです。
【図1】同時教習と単体教習の最短日数(普通車MTと普通二輪MTの場合、当社調べ)
普通車MT単独教習 | 普通二輪MT単独教習 | 普通車+二輪教習 | |
---|---|---|---|
A校 | 16日 | 9日 | 23日 |
B校 | 18日 | 9日 | 23日 |
C校 | 15日 | 9日 | 21日 |
【図2】パック料金で同時教習料金はどう変わるか(二輪単体と普通車同時教習の場合、当社調べ)
普通二輪MT単独教習 | 普通車+二輪教習 | |
---|---|---|
A校 | 税込¥120,960 | 普通車料金+税込¥99,360 |
B校 | 税込¥141,500 | 普通車料金+税込¥93,000 |
C校 | 税込¥156,600 | 普通車料金+税込¥48,060 |
※これらの表は一例です。
同時教習のデメリット
同時教習のデメリットは、一言でいうと「大変」です。2点大変なことがありますが、どれも一工夫すれば軽減できます。
大変なことの一つは、覚えることが多い点です。車種ごとに違った特徴があるので、その違いで苦労することがあります。
もう一つは、かかる日数が長い点です。一日に受ける授業数は1車種の合宿免許とあまり異なりませんが、代わりに教習の日数が長くなります。
2つのデメリットの解決策をご紹介します。多くの事を覚えるには、落ち着いて学んだ内容を整理整頓する時間をとるとよいでしょう。全ての時間が教習で埋まっているわけではありませんので、勉強時間は十分にあります。長い合宿期間をしっかり過ごすには、事前に体力や所持品の準備を十分に行っておくと良いでしょう。指導員とコミュニケーションをとるなど、合宿中の心の支えも重要です。
同時教習は大変なところもありますが、これらのデメリットを軽減すれば、効率的に免許を取得できる手段となります。ご不安な方はI.S.免許センターまでご相談ください。
教習所一覧
パック教習のある自動車学校です。
複数車種の免許をまとめて取得出来るプランのため、費用も単独教習を繰り返すよりお得になります。
「取得希望の免許はまとめて取りたい!」そんな方はぜひこちらの教習所をご利用下さい。
上記以外の車種で同時教習(パック教習)を行っている教習所もございます。
詳しくはお問い合わせ下さい。
